【第4話】海外撮影で手にした美しいヘアメイクの秘訣。卵型、?型という2つの気付き!!
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1978年オープンの大阪・東京・札幌にある美容室です。40年来培ったヘアカットの技術で、女性の理想的なヘアスタイルの追求しながら、サロンで創る美しく自然なウィッグを提供することが私たちの特徴です。
2007年、関西医科大学附属病院(大阪府 地域がん診療連携拠点病院)での出店をきっかけに、12年間で10,000件以上抗がん剤治療、円形脱毛症、薄毛で悩まれる女性の髪型をサポートさせて頂きながら、お客様へお待たせしない、ウィッグを着用したままのスタイリングを提供しています。
全スタッフが女性で、病院内サロン勤務経験者でプライバシーを重視した心のケアにも対応しています。
山縣 喜代子(やまがた きよこ)
300回を超える海外渡航で日本人女性の美しさを追求。
美容室を8店舗、振袖撮影を10万名以上プロデュースした経験で女性用・医療用ウィッグも展開。
ヘアスタイルを楽しみながら、ライフスタイルを輝かす方法をお伝えします。
エデュー創業者 山縣 喜代子
ニューヨークでの経験から骨格の違いに気づく
一度ニューヨークに、メイクとヘアとして写真撮影をさせてもらったことがあるんですね。
そのニューヨークでのヒルトンホテルなんですけど。
いろいろやったときのモデルさんの話だとか、周りの人達の色んな評価とか話とか、感想聞いたときがすごい勉強にはなりましたね。
ずーっと、「この人たちって何が違うんだろう??」ってモデルさんのメイクをしてて思ったんですよ。ニューヨークでね。
日本に帰ってもそのことがずっと興味があって。写真をスケッチしたり。
外国人のモデルさんと日本人の女性の写真をデッサンした時気づいたのが、骨格の違い。
日本人は中国や韓国の方とももちろん欧米の方とも違うんですね。基本的に骨格が。
で、
一番キレイに見える頭の形が、
正面からは卵型、横からは?型
なんです。
360度あなたは見られている
例えばヘアスタイルなんかもそうなんですけれど、素人さんの80%はここしか見ないんじゃないですか、正面しか。
横向いて見られたり、真後ろ鏡でみて出かける人ってどうなのって。
人目ってこういう感じではないでしょ。
やっぱりこのぐらいの斜めとか、真横から見ませんか。
なのに、気になるのはご自分の目線だけなのね、っていうのが一般的ですね。
「卵型、?型」と「ドライカット」がフュージョン
でね、面白いんですけど、さっきは正面が卵型って言ったでしょ。
真後ろもなんですよ。
で、それは横から見たら?型じゃないとカタチにならないの(笑)
でね、その形にするためには、髪の毛が濡れた状態でカットしても無理なんです。
立ち上がりとか髪の流れがわからないから。
だからドライカットなんですよ。。
[
ちょっと難しいですよね!プロのヘアメイクさんでもわかるかなー?
でもお客様って正直で、うちの店にもね、いろんなウィッグ置いてるの。
で、その形になっているのが一番人気。もちろん好みはあるんですよ、人それぞれ。
私たちは全体で見るので。
お顔の正面や斜め後ろとか含めて全身もね。。
だからうちの家は鏡いっぱいあります。
靴はいて、狭いですよ。マンションですから。
庭にも、全身靴まで入ってみえるとこ、裸足で全身が見えるとこ。
それから頭だけ右も左も前も上からも、全部見れるようになってるの。
だからそれが人の目でしょ。自分はこれだけど。
見た目年齢「-20歳」がモットー
徹底じゃなくて、気になる。別に意識はしていない。自分が気になる。
だから、お人さんがエレベーター降りられるときに見てしまう。
勝手に年齢をGUESSするのね。
50ぐらいなのかなって思うでしょ。でポッとふりかえるわけ。
まだ若いじゃない、もったいない、あーこの人20歳損してるわとか思うのよ。
後ろ姿マイナス20歳損してるって、そういう方いっぱいいますよ。(笑)
うちの店の子でもいますが言いません(笑)。
それは私のこだわりであって、だからっていって生きていけない訳でもなし。
優先順位っていうのは、楽しく生きるだから。
やっぱり楽しい気持ちで、辛いことがいっぱいあるから。
楽しい気持ちで生きるってことがそっちが優先だからね。
次回予告!
お医者さんと患者さんの優先順位は。
付けた瞬間に笑顔になるウィッグを!
”本音で話せる時間と場所こそが美容室”
~つづく~