【はじめての相続】《遺言書ナシの場合》を弁護士が3分で解説！
はじめての相続を経験する方やこれから相続を経験する方へ、弁護士が相続の大きな流れや、トラブルになる傾向をまとめました。今回は遺言書が無い場合の事例で、忙しい方へも、相続の知識を事前に持ってトラブル回避に役立てれば幸いです。
株式会社 edu.Life 取締役社長。関西初の外国人弁護士を雇用した国際派法律事務所である山本総合法律事務所で5年勤務。
ビジネス法務をはじめ難易度【特Sクラス】の相続を数多くサポートした経験で、働く女性や時間が無い方へも「これだけは抑えたい！」という法律のポイントを解説します。
詳しくはこちらより。＞（重要）
もくじ
相続の大きな２つのパターン
相続の大きな2つのパターンは
その① 遺言書ありの場合
その② 遺言書ナシの場合です。
事業されている方や、これまでの経験で遺言書をご用意される場合を除いて、
意外かもしれませんが、一般的には遺言書がない場合の方が圧倒的に多いです。
今回は遺言書がない場合の相続の流れを説明します。
相続の流れ
身近な方（被相続人）の死亡
↓
＊重要 お葬式と各種届出
↓
＊重要 四十九日法要
↓
相続人の確認
↓
遺産の調査
↓
＊重要 相続税の申告
こんな時は要注意！
お葬式の費用
ここで揉める場合は、遺産分割で揉める可能性が高い！
私の経験上、最初のトラブルの引き金がお葬式の費用です。
身近な方が亡くなってスグのタイミングでお金の口論になると、
後々の火種になる可能性は極めて高いのです！
四十九日法要…
遺産の話は四十九日法要が過ぎてから！
家族やご親戚など近しい関係でも、
「亡くなってすぐ、その話！？」と、その時は声に出さなくても、
後々の遺産分割のときに、火種になる可能性があります。
相続税の申告…
相続が発生＝身近な方（被相続人）が亡くなってから、
10ヶ月以内に相続税の申告が必要になります。
10ヶ月を超えると、税金が余計にかかる可能性があるということが重要なポイントです。
相続する人が複数の場合…
遺産分割協議書の作成が必要になります。
遺産を複数人で分割する際には、全員の合意が必要です。またこの協議書は金融機関等でも提出を求められますから，それを手元で保存することが非常に重要です。（リンク・別記事）
この記事を読んで「相談したいな」という方はこちらより＞＞
（500円弁護士を販売できるか？？ ）
関連記事
【はじめての相続】〔遺言書ありの場合〕を弁護士が3分で解説！
【はじめての相続】≪だから、終活は大切！≫を弁護士が3分で解説！
（生前にお葬式のプランや遺言書を用意する方がよいという内容）
葬儀屋に断れない。
