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【第7話・最終話】世界中を見てきた70代の美容室経営者が語る、日本人の若者へのエール

 
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1978年オープンの大阪・東京・札幌にある美容室です。40年来培ったヘアカットの技術で、女性の理想的なヘアスタイルの追求しながら、サロンで創る美しく自然なウィッグを提供することが私たちの特徴です。 2007年、関西医科大学附属病院(大阪府 地域がん診療連携拠点病院)での出店をきっかけに、12年間で10,000件以上抗がん剤治療、円形脱毛症、薄毛で悩まれる女性の髪型をサポートさせて頂きながら、お客様へお待たせしない、ウィッグを着用したままのスタイリングを提供しています。 全スタッフが女性で、病院内サロン勤務経験者でプライバシーを重視した心のケアにも対応しています。
山縣 喜代子(やまがた きよこ)
300回を超える海外渡航で日本人女性の美しさを追求。

美容室を8店舗、振袖撮影を10万名以上プロデュースした経験で女性用・医療用ウィッグも展開。

ヘアスタイルを楽しみながら、ライフスタイルを輝かす方法をお伝えします。

エデュー創業者  山縣 喜代子

今も海外留学している経験から見た危機感

よく私が海外出て言われることは、日本人って平和ボケしてるねっていう言葉です。

ほんとよーく言われます。

私が最初のオックスフォードの英語のスクール行ってたときに、

日本人って言ったらある程度の人が「あぁ、日本人なのね。」って目が信頼してるよーっていうメッセージがあるんだけど。

最近は「日本人よー」って言ったら、「あ、そう」っていう感じですね。全く評価されません。

 

 

それこそ、中国とか韓国の人の方が評価されますね。

大きな会社に勤めていても、そういう私達みたいな時代のことはないですよね。

登り坂ではないので。日本の国そのものが下り坂なのでね。

新聞読んでたら、その中でどうもがいても、国そのものが138各国のうち132番目ですからね。評価が。

 

 

先日の日経新聞にも出てましたけど、今日本の会社で一生懸命に熱心にお仕事する人が、6%。

それで、アメリカでは32.8%の人が一生懸命働くんですって。

ということは、どんどんいろんな会社がつぶれていきますよね。

だって、社員さんのレベルが悪くなったら、会社はやっていけないから。

 

 

だから、その中にあって、

私たちがこれからどう生きていくか、

そんな生半可のことではやっていけない

と思いますね。

 

 

生きていくのは大変です。もういっつも同じじゃないでしょ。

特に日本の人口が少子化で少なくなってるでしょ。

 

 

会社とか国っていうのは、優秀な人が欲しいのであって、日本人が欲しいっていうことではないんですよね。

どこの国でもね。どんどん先にいけばよ。

だから、自分が日本に住んで、日本人だって甘えるんではなくって、

国際的にどの水準で努力してるんだっていうことを

鑑みながら努力しないと、いけないんじゃないかな
っと思ってます。

 

たしかに景気は良くないです(昔より)。

でも、髪の毛にしろヘアスタイルにしろ悩んでいない人はいなくて、お悩みを解決したいっていう志があるから、医療用ウィッグなんかもやっているわけで。

40年以上美容室を続けているお店って、どれくらいあるんでしょう?

 

 

見た目も心もキレイでいてほしい

実際日本では、電車乗っても優先座席に平然と座ってお化粧したりとか、ゲームしたりとかしてますよね。

で、海外行くともちろんそういう人もいるんですけど、少ないですよ、パーセンテージが。

 

 

バギーもっているような女性に対しては、周りの人が階段あったらみんなが寄って助ける。

それがもうマナーになっているというか、習慣になってる

日本人はお粗末。そういうことからすると。我関せず。

おもてなしとか言ってますけどね。

当の意味の思いやりって、まだまだマナーとしてレベルに達していないなって思うんですよ。

 

 

海外にもいるんですよ。

殺人犯とか、変な人はどこの国にもいるんで、パーセンテージが違うんですよね。

いわゆるそういった思いやりモラルの高い人が多いってことね。

日本は少ないっていうことなんですよ。

 

 

結局バランスがすごい大切なんだと思うんです。

で、日本の教育もあるんでしょうけど、たくさん人口あっても多くの人がやっぱり日和見なんですよね。

だから、職場でもそうなんですけれど。

ものすごくモラルのいい色んな意味でいい人が入ってくると、いい意味で流れていくので、レベルが高くなっていくんです。

マナーとかいろんなことが。

 

 

悪い人で口が立って、いわゆる頭がよくって口が立ってという人は悪いようなモラルにぶわぁーと動いていくのよね。

まぁ、その大衆の心理でしょうね。

だからよく言われるのが、本当に仕事してるのは20%30%の人ですよ。

それで全く足を引っ張って、いわゆるパラサイトという寄生虫的な人が2、30%でしょ。

間は浮動票でどっちにも転びますよ、

というそういう構図がどこの会社でもあるみたいですよね。

ただ国によってパーセンテージが違う。

 

 

だから、

いい人との出会いってものすごく大切だと思うんですよね。

で、私みたいなモノ言う人がいないと、気づかないでしょ?

そしたらいい人がどんどん減るんじゃないかって。

 

私は日本人のキレイに真剣だから。
海外で褒められると嬉しいし、評価が低いと恥ずかしい。

 

常にある「ネバーギブアップ!」という想い

お客様に対しても、従業員に対しても、いつもネバーギブアップですね。

すべてに対して。おしゃれに対してもネバーギブアップ。

もう年だからどうでもいいわという人がいたら、こちらまで悲しくなる。

 

 

すべてに対してネバーギブアップで、あとは先程いった時間ですね。

いまこの時は二度と戻ってこないんで。

 

 

やっぱりしんどいときも

どうしたら楽しい気持ちになれるかとか、

 

気持ちを落ちおちつかせていられるか

 

というそういう工夫ができると

生きることが楽になるんじゃないかな

と思うので、

 

そういうために私たちは何がお手伝いできるかということですね

 

 

私たちは成長期すごくよくなっていく時期に私達も成長したじゃないですか。

これからの日本は、今は下り坂なんですよね。

だから、スタッフも受け身で何も考えないで何も勉強しないでいてるようでは、いわゆる平和ボケといわれる。

その広い目で日本の国の状況に、自分の将来を見据えて今どうせなあかんかということを、

どういう時間を過ごさないといけないかということを、そういうことを優先順位を含めて考えないといけないと思います。

 

 

 

山縣  喜代子の挑戦はつづく

 

~ つづく ~

 

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1978年オープンの大阪・東京・札幌にある美容室です。40年来培ったヘアカットの技術で、女性の理想的なヘアスタイルの追求しながら、サロンで創る美しく自然なウィッグを提供することが私たちの特徴です。 2007年、関西医科大学附属病院(大阪府 地域がん診療連携拠点病院)での出店をきっかけに、12年間で10,000件以上抗がん剤治療、円形脱毛症、薄毛で悩まれる女性の髪型をサポートさせて頂きながら、お客様へお待たせしない、ウィッグを着用したままのスタイリングを提供しています。 全スタッフが女性で、病院内サロン勤務経験者でプライバシーを重視した心のケアにも対応しています。

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